有機化合物の範囲に入ってから、炭素と水素と一つか二つの酸素を含む化合物のみしか今まで扱ってきませんでしたが、いよいよそれ以外の物質が出てきました。
チッ素Nを含む化合物です。
具体的には、-NO2をふくむニトロ化合物と、-NH2をふくむアミンです。
ニトロ基が置換しているニトロベンゼンは、独特なにおいのする油状物質です。
毒性が強く、劇物に指定されている試薬です。
ベンゼンに濃硝酸と濃硫酸の混酸を加えることによって、ニトロ化されてニトロベンゼンが生成します。
そしてアミノ基が置換しているアニリンは、ニトロベンゼンにスズを加えて加熱することによって、還元されて生成できます。
この反応は、来週の土曜日に実施する実験で確認してもらいます。
またアニリンの性質として、
・弱酸性
・塩酸と反応し、アニリン塩酸塩を生成。
・アニリン塩酸塩は強アルカリの存在下でアニリンに戻る。(弱塩基遊離)
・さらし粉で紫色に呈色。
・硫酸酸性ニクロム酸カリウムで酸化するとアニリンブラックを生成。
などがあります。
こちらも来週の実験では、さらし粉との反応を見て生成したかどうかをチェックします。
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